結婚指輪のお話


本日、ご結婚の指輪をご注文下さいましたお客様へリングをお届けしました。
明日には親族の方々と撮影会・食事会をご予定で、そのとき指輪も披露されるそうです。
きっとお二人にとって大事な一日になるんだろうなと思います。少しの不安と緊張と、そして楽しみとこの先の幸せを見据えられているようでした。。
13において結婚指輪はフルオーダーで承っており、今の所13としてのマリアージュコレクションはありません。
作るときは常に世に一つだけということになります。それゆえに結婚指輪を考えるときには"二人の記憶にリンクする"ことを大事にしています。
二人が辿った時間の中にある記憶は、二人だけが共有しているもの。その記憶の中にある二人の絆の原点であったり、最も印象的だった出来事、そのときの情景、あるいは情緒など、、様々なキーワードから指輪を作り上げていきます。
今回のお二人は水の関係する伏見の仕事場で出会われました。
水の町伏見を支える仕事ということでテーマを水に決め、絶え間無く流れ続ける川の流れと、月と地球の潮汐力で半永久的に失われない水面の揺らめきをリングの曲線に描き、プラチナで製作しました。
結婚とお二人の絆の原点となった伏見の水を表現できたのではないか、と思います。